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国際470級世界選手権大会とはデイリー・レポート


国際470級世界選手権大会とは

大会名:国際470級世界選手権大会(セーリング競技)
    イタリア・カリアリ (9月2日ー11日)


9月2日から11日の日程で国際470級世界選手権大会がイタリアのカリアリで開催さ れます。日程、参加選手の詳細は下記のとおりです。

1) 日程  9月2日ー3日 受付と計測
        9月4日 受付、計測、練習レース、開会式
        9月5日ー7日 予選レース
        9月8日ー11日 決勝レース、11日レース終了後に閉会式

2) 開催場所  イタリアのサルジニア島の南端にあるカリアリ(Cagliar i)、マリーナ・ピコラがベースになります。

3) オリンピック予選(国枠)
今回の世界選手権からアテネ五輪の予選が始まります。470男子は9カ国、女子は 6カ国がアテネ五輪の国枠を獲得します。ギリシャは主催者枠ですでに出場権利を獲 得していますので、上位に入っても数に含まれません。

4) 日本からの参加チームは:

男子 6隻参加
関 一人(せき かずと) ・ 轟 賢二郎 (とどろき けんじろう)
 (関東自 動車工業)

中村 公俊 (なかむら きみとし) ・ 山田 寛(やまだ かん)
 (山口県ス ポーツ交流村・本田技術研究所)

石橋 顕 (いしばし あきら)・ 後藤 浩紀 (ごとう ひろき)
 (宮城県 セーリング連盟)

高木 克也 (たかぎ かつや) ・ 谷川 亮介 (たにがわ りょうすけ)
  (ヤマハ発動機・浜松鉄工)

三部 泰成 (さんぶ たいせい) ・ 高村 幹治 (たかむら もとはる)
  (本田技研鈴鹿)

吉峰 秀樹 (よしみね ひでき) ・ 中村 昭仁 (なかむら あきひと)
  (高松市役所・サンクス東四国)


女子  3隻参加
井嶋 千寿子 (いじま ちずこ) ・ 生田 真紀子 (いくた まきこ)
 (東 亜建設工業)

吉迫 由香 (よしさこ ゆか) ・ 佐竹 美都子 (さたけ みつこ)
 (萩原 メリヤス/和歌山県セーリング連盟)

  田畑 和歌子 (たばた わかこ) ・ 栗田 直美 (くりた なおみ)
 (第一 経済大学)



5) 大会の見所 オリンピック参加枠を獲得する国がどこになるか。男子9カ国、女子6カ国を狙って 各国しのぎを削っています。男子は今シーズンのレースでオーストラリアのウィル モット・ペイジ組が強さを見せていますが、スエーデン、イスラエル、フランス、イ ギリス、スペイン、ポルトガル,オランダも常にトップ10に顔をだす強豪が揃って います。日本も関・轟組、石橋・後藤組は今年のヨーロッパ遠征で上位に顔を出して いますから、今回もトップ10目指してがんばっています。

また、女子はギリシャのベカトロウ・ツオルファが3連覇なるかに注目が集まりま す。女子はシドニー五輪金メダルのオーストラリアのほかにもスペイン、ドイツ、フ ランス、イスラエル、オランダがギリシャを追う格好ですが、先に開催されたアテネ のオリンピックテストイベントで11位になった井嶋・生田組もトップ10入りを 狙っています。

サルジニア島は夏から秋への季節の移り変わりで、地中海の北側には寒気が入り、南 側のアフリカは砂漠で、まだまだ気温が高い場所になっています。地中海にミストラ ルが吹きだす時は強い西風が吹き、強烈な熱さが島全体を暖めると深呼吸で吸い込む ような海風が南東方向から入ってきます。中途半端の時は島上に積雲が発達するまで ゆっくりと陸風が弱まり、南方向から穏やかな海風が入ります。また、上空に寒気が くると、北東にそびえる1000メートル級の山のあたりで積乱雲が発達し、巨大な 雷雲となって海にやってきます。結局、どんな風になるかは気圧配置と寒気の入り具 合によりそうで、雷にも注意が必要です。レースは安定した風のスピード競争にはな らず、シフトの多い、さまざまなコンディションで展開されていきそうです。トップ セーラーは殆ど全艇がオールラウンドに走るレベルになっていますから、本当の意味 で実力がためされる大会になるのでしょうか。それとも、風に翻弄される大会になる のでしょうか。アテネでは、「明日の風は神のみぞ知る」といっていましたが、イタ リアでは何と表現するのか楽しみです。

では、9月11日まで、日本470が男女ともにオリンピック国枠をとれますよう、 どうぞ応援をよろしくお願いいたします。


最後の調整練習で海に出る井嶋・生田組。
世界選手権ではいいレースができますように!



大会全体のサイトは: http://www.yachtclub-cagliari.com/eng/index470.htm
ここへ接続し、 Results で成績を見てください。

文・写真:斉藤愛子

※本WEBページ掲載内容の無断転載を禁じます。

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