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ルイヴィトンカップ
予選第1ラウンド フライト3 (10月5日)
スタート前は220度、15ノットの風でしたが、少しづつ強くなり、フィニッシュする頃は22-25ノットの殆どマックスといえる強風レースでした。3年前のルイヴィトンカップでは強風レースになると必ずトラブルを起こす艇がありましたが、今日は安全第一のレース運びではありましたが、大きなトラブルがありませんでした。前回よりも全チームが準備万端でオークランドに備えてきたことが伺えました。オラクルは休み、チームニュージーランドは強風の中でテストセーリングをしていました。
マッチ1 ワンワールド 対 ワイトライトニング (3分22秒差)
ワイトライトニングのイギリスはプレスタートで果敢に攻めていこうとしましたが、ペナルティーを受けて墓穴を掘る結果になり、ワンワールドの完成度の高さだけが目立つレースとなりました。今日は谷路がグラインダー、脇永がテイルで乗り込み、これでワンワールドは3連勝です。事前の違犯で1点減点があるため、得点は2ですが、弱点のなさが安定した強さの土台になっています。
マッチ2 オルン 対 スターズ&ストライプス (33秒差)
スエーデンの性能は未知でしたが、S&Sをあいてに危なげない走りで、一躍強豪の仲間入りです。ボート名の「オルン」はスエーデン語でイーグルの意味です。マッチレースのベテランであるジャスパー・バンクはスタート前もスタート後も位置取りが正確でした。S&Sのタクティシャンであるトム・ウィデン(ノースセールの社長)によると17ノット前後の風では両艇のスピードはかわらないが、ダウンウィンドはS&Sのほうが速かったそうです。S&Sはジャイブするタイミングが速すぎてコースでコース負けしましたが、風が強くなってきた後のダウンウィンドはスピードでは勝っていたと判断していました。
マッチ3 アリンギ 対 マスカルツォーネ・ラティーノ (7分08秒)
アリンギにとっては楽なレースでしたが、どうしたことか、オンボードマイクのスイッチがレース5分前から入れないで、スタートしてから7分後くらいから声が聞こえるようになりました。それを発見したレース運営から抗議がでました。ルイヴィトンカップの実施要項とレースコンディションの19.4(c)の(iii)に違犯したことになります。審問は今夜遅くになるので、結果は明日お知らせします。わざとスイッチを入れなかったのか、それとも強風のコンディションで電気系統に問題が発生していたのか、接触の問題か、原因を追求されることになるのでしょうか。とにかく審問の結果待ちです。
マッチ4 ルナ・ロッサ 対 ル・デフィ (ル・デフィ失格)
ル・デフィは2回目の下マークでスピンの回収に失敗して流してしまいましたが、その端がマークタッチしたのでペナルティーを受けました。昨日に続き、今日も流したスピンはビリビリに破れてしまいました。マッチレースのルールでペナルティーターンは最後に行えば良いのですが、ル・デフィはフィニッシュラインを横切ってからそれを思い出し、コース側に戻ってペナルティーターンを行いました。そして、その後、もう一度フィニッシュラインを横切らなければならなかったのに、正しくフィニッシュラインを横切らなかったので、DFNで失格です。ルナ・ロッサは確実な走りでフィニッシュし、ル・デフィから勝ち点1を得ることができました。やっと前回覇者としてうけていた呪縛から逃れることができたようです。
レース結果: 左側が勝者 ( )は時間差
マッチ1 マスカルツォーネ・ラティーノ(イタリア) 対 オルン (スエーデン)
マッチ2 ルナ・ロッサ (イタリア) 対 アリンギ (スイス)
マッチ3 ル・デフィ (フランス) 対 ワイト・ライトニング (イギリス)
マッチ4 スターズ&ストライプス (アメリカ)対 USA-76 (アメリカ)
休み ワンワールド(アメリカ)
明日も今日と同じく、南西の20ノットが予報されています。

ワンワールド対ワイトライトニングはスタート2分前に風上風下のケースがあり、
審判艇(オレンジのゴムボート)は黄色の旗をあげて、ワイトライトニング(イギリ
ス)の違犯を示しました。イギリスはフィニッシュ前にペナルティーターンを行いま
したが、今日はどちらにしても惨敗でした。
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今日は谷路、脇永の両名がワンワールドで出ました。ちょっとミーハーですが、
レースができなかった日に記念撮影をしましたので、元気なお二人の姿を紹介させて
ください。
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ルイヴィトンカップの成績や3Dのレースシーンを見るサイト(英語、仏語、伊語)は下記のとおりです。
「ルイヴィトンカップを見るサイト」
http://www.louisvuittoncup.yahoo.com
http://www.americascup.yahoo.com
ここへ接続し、 Results で成績を見てください。
文・写真:斉藤愛子
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