ルイヴィトンカップ

予選第1ラウンド フライト4 (10月6日)


昨日のアリンギに対するレース委員会からの抗議はアリンギに罰金(10000米ドル)がつき、レースの成績には影響がないことになりました。メディアのマイクロフォンの問題なので、性能にかかわるものではありません。ただし、今後も各艇で同じことが起らないようにという忠告なのでしょうか。アリンギはわざとではないと主張しましたが、違犯は違犯ということで結論がでました。

本日のレースは南からの風が吹きだして、15ノット前後で安定するまで待ち、リミット時間として決めてある16時ぎりぎりのスタートになりました。今日はワンワールドが休みです。

マッチ1  マスカルツォーネ・ラティーノ 対 オルン(35秒差でオルン) スタートから接戦が続き、マスカルツォーネ・ラティーノが日々速くなっている印象です。オルンは強風の時のような冴えが見えませんでした。

マッチ2  ルナロッサ 対 アリンギ (1分32秒差でアリンギ) スタートで左側から出たルナロッサでしたが、右側に位置していたアリンギが少しづつ距離を稼ぎ、1上マークで21秒リードすると後はそのリードを少しづつ広げていく展開でした。ルナロッサは3敗目になりました。

マッチ3  ル・デフィ 対 ワイト・ライトニング (13秒差でワイトライトニング) ワイト・ライトニングは風待ちの後のレースで急に強くなり始めたのでメンセールをヘビーに交換することにしたのですが、5番目のバテンが入らなくなり、それを修理調整している間に5分前になり、あわやスタートに間に合わないかと思うほど、出遅れてしまいました。スタートボックスには5分前から2分間で入るきまりですから、ワイトライトニングはスタートに間に合ったものの、最初からペナルティーを持つことになりました。対するフランスはルク・ピロが舵を持ち、ルク・ギルソーがタクティシャンで乗り込みました。ギルソーが乗るとボートの上がよくオーガナイズするようになり、セールトリムも正確になっていきます。ずっとリードを保ちましたが、下マークの手前でラフされてペナルティーをうけ、その直後のマークラウンディングでもペナルティーを受けてしまい、ワイトライトニングは持っていたペナルティーが解消、その上でフランスがペナルティーを1もつことになりました。フィニッシュまで接戦が続きましたが、リードするフランスがペナルティーターンをしている間にワイトライトニングが逆転し、イギリスに初勝利をもたらしました。

マッチ4  スターズ&ストライプス 対 USA-76 (1分58秒差でUSA76) スタートからリードしたUSA76(オラクル)が楽勝のレースになりました。3上マークへのレグではオーナーのラリー・エリソンが舵を持って、ご満悦でした。

今日から私も日本で皆さんと同じようにインターネットでレースを追いかけることになります。成田空港でメールを開いて、イギリスが勝った話をよんで、もう1日見てきたかったと、残念でたまらないところです。オークランドは今朝から夏時間になり、日本との時差は4時間になりました。

明日の予定   フライト5

マッチ1 アリンギ(スイス)対ワイトライトニング(イギリス)
マッチ2 スターズ&ストライプス(アメリカ)対ワンワールド(アメリカ)
マッチ3 USA-76(アメリカ)対オルン(スエーデン)
マッチ4 ルナロッサ(イタリア)対マスカルツォーネ・ラティーノ(イタリア)
休み   ル・デフィ(フランス) 

明日の天気: 南南東の風が12-15ノットの予報です。晴れ、少し寒い


やっと1勝をあげることができたイギリス。スキッパーのイアン・ウォーカーで す。(オープニング記者会見の時)


イギリス対フランス。リードしていたフランスはペナルティーターンが致命傷とな りました。



ルイヴィトンカップの成績や3Dのレースシーンを見るサイト(英語、仏語、伊語)は下記のとおりです。
「ルイヴィトンカップを見るサイト」
http://www.louisvuittoncup.yahoo.com
http://www.americascup.yahoo.com
ここへ接続し、 Results で成績を見てください。

文・写真:斉藤愛子

※本WEBページ掲載内容の無断転載を禁じます。



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