ルイヴィトンカップ

予選第2ラウンド (10月31日)

今日は南西の風が午前中5−10ノット、午後からは15−20ノットという絶好のレース日よりで、2フライトが行われました。1マッチは2周、4レグで12.5マイルのコースでした。今日行われた8マッチは下記のとおりです。

フライト6  (アリンギが休み)
マッチ1 ワイトライトニング(勝ち)対マスカルツォーネ・ラティーノ 1分40秒差
マッチ2 ルナ・ロッサ(勝ち)対オルム 10秒差
マッチ3 USA76(勝ち)対ワンワールド 40秒差
マッチ4 スターズ&ストライプス(勝ち)対ル・デフィ 1分12秒差

フライト7 (マスカルツォーネ・ラティーノが休み)
マッチ1 USA76(勝ち)対 ル・デフィ ル・デフィの故障で後日延期
マッチ2 アリンギ(勝ち)対 スターズ&ストライプス 49秒差
マッチ3 ルナ・ロッサ(勝ち)対 ワイトライトニング 16秒差
マッチ4 ワンワールド(勝ち)対 オルム 21秒差

オラクルがワンワールドに勝ち、ワンワールドは2敗目ですが、それ以外のマッチは上位チームが順当勝ちをしています。フランスのル・デフィは午前中のマッチの途中で、スピンダウンの時に油圧シリンダーにリトリーバルラインがひっかかり、オイルタンクからオイルが漏れはじめ、修理のため、午後からの対オラクル戦は後日延期となりました。

GBRチャレンジからレース委員会に抗議が出されていたアリンギ対ワイトライトニングのレースは、抗議が認められ、再レースを行うことになりました。GBRが指摘したのはレースエリアの場所、第2レグと第3レグが通常の3マイルコースよりも短く設定してあり、タイムリミットまで1分40秒でフィニッシュしたアリンギが規定の長さのコースであったならフィニッシュすることができず、他のマッチ同様、レースは成立しなかったという内容でした。ジュリーはレース委員会の手落ちと認め、再レースになりました。GBRのスキッパーのイアン・ウォーカーはスター級でオリンピックキャンペーンをしていた時にも、えっと思うような抗議を出して優勝したことがあります。オランダで開催されたスパレガッタでプラダのタクティシャンをつとめているトーベン・グラエル(ブラジル)と同点優勝かと思われていたのですが、最終レース終了後、帆走指示書を入念に読み込み、タイをとく方法が示されていると抗議を出して、表彰式の時にはめでたくウォーカーが優勝、グラエルが2位と順位がついていたのでした。表彰台の前でそのことを告げられたグラエルの怒った顔!ことプロテストに関して、ウォーカーは巧妙な手法を持っているので要注意です。再レースになったアリンギのバタワースは、「再レースしても結果は同じだ。もちろん、再レースでもかまわないけれど。」と、本音は時間の無駄だといっているようでした。


ル・デフィ対スターズ&ストライプス。ラウンド2で初勝利をあげたS&Sといま だに1勝もできずに予選ラウンドで敗退しそうなピンチをむかえているル・デフィ。 楽天的なフランスチームも厳しい顔になってきました。



今日までの成績:

1位 アリンギ  (11勝1敗)
1位 ワンワールド (11勝2敗、1減点)
3位 プラダ (10勝4敗)
4位 オラクル (7勝4敗)
5位 ビクトリー (6勝7敗)
5位 GBR (6勝6敗)
7位 チーム・デニス・コナー (5勝8敗)
8位 マスカルツォーネ・ラティーノ (1勝13敗)
9位 ル・デフィ (0勝12敗)  

レース数は後日延期になっているマッチがあるため、各チームによって異なります。現在までで、もっとも多いチームは14マッチを消化しています。

11月1日はフライト8と4の残り3マッチを予定しています。天気予報は北西の風15ノットで、午後から雨が降るそうです。予選ラウンド2は11月4日までを予定していますが、11月2日はフライト7の残り2マッチ、3日にフライト9、4日を予備日とレース委員会は考えています。運営もレース艇も必死の毎日が続きます。



ルイヴィトンカップの成績や3Dのレースシーンを見るサイト(英語、仏語、伊語)は下記のとおりです。
「ルイヴィトンカップを見るサイト」
http://www.louisvuittoncup.yahoo.com
http://www.americascup.yahoo.com
ここへ接続し、 Results で成績を見てください。

文・写真:斉藤愛子

※本WEBページ掲載内容の無断転載を禁じます。



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