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ルイヴィトンカップ
ルイヴィトンカップ 準々決勝 第2日 (11月13日)
定刻の13時15分には風が弱く、2時間の風待ちをした後、15時過ぎに南南西の風11−14ノットでスタートしました。途中、風は19ノットまであがり、接近したマッチレースになりました。
レース海面ロミオ
GBR70(ワイトライトニング)対 USA77(スターズ&ストライプス)
生き残りをかけた激戦は初戦にふさわしいマッチでした。GBRはスタート30秒前にSSがラインアプローチが早すぎたためにスピードをおとして距離を調整しだした時に風下からオーバーラップする機会ができ、ラフィングしてSSに攻撃をかけました。SSはうまく対処したのですが、直後にGBRが2度目のラフィングをしかけた時にはおいつかず、ペナルティーを受けてしまいました。スタート後は接戦のままSSが31秒リードして3周目の風上マークを廻りました。15ノット前後の風の中、ACボートが270度ターンを上手に行えば25−30秒で完了することができますから、SSはここでペナルティーを解消することも考えられましたが、ランニングのコースでスピンを下ろし、ジェノアをあげてGBRをラフィングで攻撃し、大回りでそれを避けようとしたGBRを見事にとらえてペナルティーをつけました。その時点では両方ともペナルティーをかかえましたから、両方のペナルティーが解消されました。SSは直後にもう一度、GBRにラフィングで攻撃をかけたのですが、その前にオーバーラップが切れており、今度はしかけたSSが墓穴をほり、ペナルティーを受けてしまい、初戦はGBRが1分の差をつけて勝ちました。
SUI64(アリンギ) 対 ITA74(ルナ・ロッサ)
最初から最後まで接戦でした。アリンギはルナ・ロッサが予選ラウンド終了後に行った改良が確実にボートスピードを速くしてきたことを感じながらも、アップウィンドのスピードについてはアリンギのほうが僅かに勝っていると分析しています。ルナ・ロッサはダウンウィンドでスピードがあるのですが、このレースでは後ろから攻撃をしかけて、ジャイブしていこうとした矢先に先行するアリンギのスターンにルナ・ロッサのバウがふれてしまい、このミスでうけたペナルティーが命取りになりました。ルナ・ロッサは追撃しながら、アリンギにもペナルティーをつけて、270度ターンをちゃらにしようと試みていましたが、アリンギにはそういう作戦は通用せず、アリンギが1分18秒さで勝ちました。
レース海面ジュリエット
SWE73(オルム)対 FRA69(ル・デフィ)
2分差でオルムが順当に勝ちました。
USA76(オラクル)対 USA65(ワンワールド)
ここも終始接戦でした。ワンワールドは1下マークの手前でジャイブし、スターボードタックになり、ポートタックのままのオラクルに抗議しますが、アンパイアの判定はワンワールドがオラクルに避けるための十分な時間とルームを与えなかったとし、ワンワールドがペナルティーを受けました。ワンワールドはその後リードを広げ、3上マーク手前でペナルティーターンをしました。廻っている間、F1レースでピットインしたレースカーがレースコースに戻るまでにコースを走っているほかのレースカーに抜かれないかどうかという緊張感でしたが、ここはオラクルに先行を許してしまいました。フィニッシュまでのランは凄い接戦になりましたが、12秒差でオラクルが逃げ切りました。
11月14日の組合わせ予定
レース海面ロミオ
SUI64(アリンギ)対ITA74(ルナ・ロッサ)
SWE73(オルム)対FRA69(ル・デフィ)
レース海面ジュリエット
USA76(オラクル)対USA65(ワンワールド)
GBR70(ワイトライトニング)対USA77(スターズ&ストライプス)
予選ラウンドの時よりも緊張感がでてきて、レースも接戦になってきました。2戦目は南西の風14−17が予報です。今年の日本の野球みたいに4タテで勝者が決まるのか、それとも7戦目までもつれこむのか、まだ何ともいえません。

GBRのワイトライトニングと対戦するスターズ&ストライプス(USA77)は
カリフォルニアで沈没から復活しています。デニス・コナーはぞろ目のセール番号が
好きなので、1号艇は66、2号艇は77。ちなみに前回の艇は55でした。
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