ルイヴィトンカップ

ルイヴィトンカップ 準々決勝 第4日 (11月15日)

レース終了後、プラダが4マッチ以降を棄権すると届けでたため、アリンギが4戦目を不戦勝とし、準決勝に進みました。オラクルとビクトリーは3勝目をあげ、あと1勝です。ル・デフィはあと1日で終わる運命が近づき、チーム・デニス・コナーとGBRは2勝1敗となり、GBRが1歩後退です。

レース海面ロミオ
FRA69(ル・デフィ)対 SWE73〔オルム〕
1分12秒差でオルムが勝ち、ル・デフィはその時を待つ状態に追い込まれました。

USA65(ワンワールド)対 USA76(オラクル)
オラクルが19秒差で3勝目をあげました。勝てそうで勝てないワンワールドはプラダのように棄権することなく、ここからの逆転を目指していきます。オラクルの3タテを誰が予測したでしょうか。65号艇はいまひとつだったのでしょうか。

レース海面ジュリエット
USA77(スターズ&ストライプス)対 GBR70(ワイトライトニング)
2分10秒差でスターズ&ストライプスが勝ち、2勝目をとりました。GBRとはスピード差があるようで、2号艇は日々進歩をとげています。一度前に出てしまえば、経験豊富なアフターガードはレース上手ですから、SSがこのままのペースを保てればGBRが苦しい状況です。

SUI64(アリンギ)対 ITA74〔ルナ・ロッサ〕
アリンギは毎日時間合わせでもするかのように8秒差でルナ・ロッサを破ってきました。ルナ・ロッサのスキッパーであるフレンチェスコ・デ・アンジェリスは、「まるでメリーゴーランドに乗って前にいる人をつかまえようとしているようなもの」と話ていましたが、届きそうで届かない相手に対する苛立ちはかなりのものです。「ルナ・ロッサはもう少し速くすることができると思うが、レース中はそんなことを考える暇がなく、マッチレースをすることで精一杯だ。自分がいまおかれた状況はいかに敗者復活戦から勝ち上がるための良い条件を整えるかということで、23日から始まるレースの備えて少しでも早く改造にとりかかりたい。」と、戦っている本人達がすでに負けを認めている状況でした。今日のレースではアリンギがスピン回収に失敗して、一度はルナ・ロッサが先行する場面もありましたが、結局風のシフトをつかんだアリンギが逆転してのフィニッシュでした。

11月16日の海面と組合わせ

レース海面ロミオ USA65(ワンワールド)対 USA76(オラクル) USA77(スターズ&ストライプス)対GBR70(ワイトライトニング)

レース海面ジュリエット
SUI64(アリンギ)対ITA74(ルナ・ロッサ) − アリンギの不戦勝
FRA69(ル・デフィ)対SWE73(オルム)

アリンギの次のレースは12月9日の準決勝で、オラクルとワンワールドの勝者があいてです。プラダの対戦相手はオラクルとワンワールドの敗者が敗者復活戦に進出した他の3チームの中から対戦相手を選びます。

私の予想では、オラクルが準決勝に進み、ワンワールドがビクトリーを相手に選び、スターズ&ストライプスがプラダと対戦。GBRとフランスが残念ながらここで終わりではないか。結局、豊富な資金の順になるのでしょうか。資金があるということは、やらなければならないこと、やりたいことを全部可能にする力があるわけで、経験豊富なシンジケートはそのお金の使い方をよく理解しているということなのでしょうか。

明日16日は西北西の風が15ノットから南西15−20ノットが予想され、雨まじりになります。その後はまた荒れ模様がきそうです。


15ノット前後の風でレースは白熱しているものの、運命の時は近づいています。 野球みたいに3勝0敗から4タテで勝って、日本シリーズを制覇するなどということ は、艇のスピード差がある場合は難しい技です。





ルイヴィトンカップの成績や3Dのレースシーンを見るサイト(英語、仏語、伊語)は下記のとおりです。
「ルイヴィトンカップを見るサイト」
http://www.louisvuittoncup.yahoo.com
http://www.americascup.yahoo.com
ここへ接続し、 Results で成績を見てください。

文・写真:斉藤愛子

※本WEBページ掲載内容の無断転載を禁じます。



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