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ルイヴィトンカップ
ルイヴィトンカップ 準決勝の敗者復活戦
12月20日から始まったオラクル対ワンワールドによる準決勝の敗者復活戦は予定どおりに始まり、本日22日ですが、3回戦を終えてオラクルが3勝でリードしています。ここまでワンワールドはオラクルに対して予選最終レースから8連敗ですから、明日勝つことがあったとしても、今から5連勝(オラクルはデザイン盗用のペナルティーで1勝余分に勝たなければならない)するということは期待薄です。このままの勢いでオラクルが4タテで勝ち、平和なクリスマスを迎えたいというのがオークランド市民の雰囲気でしょうか。
20日の第1レースは北の風が10ノットという弱い風でのレースになりました。スタートしてから暫くはワンワールドがリードする場面がありましたが、風のシフトをつかんで逆転したオラクルが第1マークでリードを奪い、第3レースでは29回に及ぶタッキングマッチもありました。ワンワールドは途中追いついた後、最後に弱まる風の中でオラクルと離れてしまい、風のないエリアにつかまったのが失敗でした。オラクルが4分8秒差で勝ちました。
第2レースは21日に南西の風12−18ノットで行われ、これは激戦の最終レグでワンワールドが逆転した場面もありましたが、落ち着いてフィニッシュラインへ向けたオラクルが3秒差で勝ちました。オラクルはピーター・ホルムベルグがスターティングヘルムスマンをつとめ、スタート後はクリス・ディクソンが舵を持ちます。ワンワールドはピーター・ギルモアがスキッパーですが、舵を持つのはジェイムス・スピットヒルです。
第3レース、本日のレースではスタート前の攻防でワンワールドが風上風下でペナルティーをうけ、スタートから失敗したあげく、リコールというダブルパンチ。しかも、スタート後にラインへ戻ろうとしても、オラクルの追撃があって、なかなか思うようにラインへ戻ることができません。トリプルパンチをくらい、厳しい出だしになりました。南西の風が9−14ノット吹く中、オラクルは最初に得たリードを最後まで守り、55秒差で三連勝となりました。
敗者復活戦に出るチームは時間に追われてのレースが続きますから、不利といえば不利です。準備万端でこの敗者復活戦に出てきたオラクルと、直前までプラダと対戦してきたワンワールドでは、前のレースが終わった後にスピードアップを図る改造や変更ができません。マイナーチェンジの繰り返しで先へ進むことは非常に厳しいレベルにきたということでしょう。明日は第4レース、オラクルが4タテか、ワンワールドが一矢を報いるか。どうも、時間の問題というのが現実的かもしれませんが・・・

「2戦目は3秒さの大接戦。しかしながら、ワンワールドは崖ップチの大ピンチを迎え
ています。ここまで8連敗ですから、ここから5連勝ということは非常に難しいと考え
ているのはオークランドの大衆で、もうレースの結果よりもクリスマスショッピング
の毎日らしい・・・」
イラストはマーク・オブライアン
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