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ルイヴィトンカップ ファイナル 1月17日
「あとひとつ!」アリンギが13秒差で4勝目
13時30分にスタートしたレースは11-14ノット、フラットな海面ということでオラクルが昨日に続いて活躍してくれそうなコンディションでしたが、アメリカスカップへの
挑戦に艇の改造時間が必要なアリンギとしては、もう1つも落としたくない気持ちでした。
スタートからずっと接戦で、第1マークこそオラクルのUSA76が先行しましたが、第2マークでスーパーラウンディングを見せたアリンギはそこからタッキングマッチですべり勝ち、逆転に成功。ランでは500メートルも相手と離れる場面がありながら、今日はアリンギのダウンウィンドのスピードがよく、角度をつけて風をとりながらディクソン率いるUSA76を寄せ付けません。最後まではらはらしたものの、アリンギが13秒差(2艇身ないくらい)で、アリンギが4勝目をあげました。
チームニュージーランドが95年にルイヴィトンカップのファイナルでワンオーストラリアと対戦したときも同じ状況になりました。「ワン・モア」という言葉が、あと1勝でルイヴィトンカップの勝者となるアリンギと、「明日、もう一度勝とう!」というオラクルでは、モチベーションが違いすぎます。しかしながら、明日はレイデーで、最後のレースになるかもしれない1戦は19日、日曜日になります。オークランドの海に決勝を見る観覧艇が繰り出すことになるのでしょう。
アリンギはスイスのチャレンジですから、朝の出艇時にアルプスホーンが「チャーラーラー」となり、牛の首につけるカウベルが「シャンシャンシャンシャン」と鳴る中を静かに出て行きます。オラクルBMWチャレンジはアメリカですから、Fat Boys Slim の「Right Here, Right Now」をバックにチアリーダー風の声援を受けながら出艇します。バイアダクトハーバーは、いよいよアメリカスカップの挑戦艇を選ぶ大詰めにきました。そして、王手をかけているのがチーム・ニュージーランドを去って、スイスのシンジケートの中心となるラッセル・クーツです。これ以上、ドラマチックな台本があるんでしょうか。
ルイヴィトンカップの第6戦は19日の13時15分スタートです。

アルプスホーンがオークランドに鳴り響きます。 後ろにオークランドタワーがそび
えます。
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