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ミストラル級女子
ミストラル級女子の紹介:
セイルボード女子
ミストラル(IMCOワンデザイン)

全長    3.7m
幅     0.63m
重量    15.5kg
セイル面積 7.4m2


今井 雅子 (いまい まさこ)
生年月日: 昭和42年1月28日(33歳)
出生地:東京都
所属:熊本県セーリング連盟
身長:160cm
体重:55kg
戦績:
1996年アトランタオリンピック15位
1998年バンコクアジア大会3位
1999年国民体育大会3位
今井雅子とリー・ライ・シャン
今井雅子(左)とアトランタ金メダルのリー・ライ・シャン(香港)





ボードセイリングがオリンピック女子種目に入ったのはバルセロナ五輪からです。バルセロナはリヒナークラスを使いましたが、アトランタから国際ミストラル級が使われるようになりました。最初にサーフボードのような板に帆をつけて世の中に登場したのが「ウィンドサーフィン」と呼ばれたクラスだったため、ディンギー、キールボート、ボードセイリングといった区別の仕方が定着してきませんでしたが、ディンギーとボードという感じで呼びわけられています。
ミストラル級は女子の体重が58キロ前後に集中しています。軽風でパンピングして走りますが、重すぎると軽い選手に滑り負けます。フィットネスが大切なクラスで、細いながらも腕力と持久力、揺れるボードの上でスピードをコントロールするためのバランス感覚が必要です。

バーバラ・ケンドールとシェイン・ブライト※写真1

今井雅子はアトランタに続いて2度目のオリンピック挑戦です。バルセロナ五輪の頃はプロのサーキットを回るプロ・ボードセイラーでしたが、女子の部門が少なくなったこともあって、アトランタ前からオリンピックへの路を歩き始めました。軽い体重を克服するために筋力トレーニングをしっかり行ってきましたから、懸垂は17回できます。98年アジア大会前に男子選手をトレーニングパートナーにして練習を繰り返し、強風のスピードもあがってきました。
マイペースで練習に明け暮れ、国際試合を追いかけて、世界中を飛び歩いています。前向きで明るい性格がモットー、2度目の五輪では前回以上の成績、狙うのは8位以内です。

ジェシカ・クリスプとレイニー・バトラー※写真2

ボード女子はニュージーランドのバーバラ・ケンドールが「バルセロナで金、アトランタで銀、シドニーでは銅を狙う。3色のメダルを家に飾りたい」と本人が語って周囲を笑わせていますが、ケンドールは昨年から敵なしの連勝街道を爆進中です。スピード、スタミナ、レース運びと、他の選手を圧倒しています。当然のことながら、シドニーでも金を狙います。
追うのは地元オーストラリアのジェシカ・クリスプ、アトランタ金メダルのリー・ライ・シャン(香港)、銅メダルのアレサンドラ・センシーニ(イタリア)、アメリカのレイニー・バトラー、そしてフランスです。ケンドールに対して非常に強いライバル意識を燃やしているクリスプがシドニーで走り勝つことができるか、それともケンドールが逃げ切るか、激しい火花が飛んでいるクラスです。



(※写真1)
女王の座に君臨するバーバラ・ケンドールと旦那さんのシェイン・ブライト
(※写真2)
オーストラリアのジェシカ・クリスプ(左)とレイニー・バトラー(アメリカ)


文・写真:斉藤愛子



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