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470級世界選手権大会(ヨット競技) 第7日成績

5月20日 決勝5日目 「タイトルはオーストラリア男子とギリシャ女子へ」

最終日の朝は晴れ。しかしながら、レース海面に向かう途中でバラトン湖北岸の山の向こう側に雨雲が見えてきました。レースは風が安定する11時30分頃まで海上で延期になりました。北から北西の風が吹き始めて短時間で6−8メートルのコンディションになり、シフトが大きいながらも強風の白熱したレースが展開されました。今日は男子も女子も3レースありました。

男子はオーストラリアが逃げ切り初優勝。2位はフランス、3位にウクライナが入りました。

※写真1

女子はギリシャが逃げ切り、初優勝。2位に今日1−2−2と素晴らしい追い込みを見せたオーストラリアのアームストロング・ストーウェル組、3位はスペインでした。重・木下組は最終レースで4位と吹いた中でも健闘しましたが、今日最初の2レースが捨てレースになり、5位にとどまりました。6枠の五輪予選は日本がトップ通過です。

※写真2

この大会ではオーストラリアの五輪代表達に驚かされました。男子のキング・ターンブル組はこれまでの大会で上位に入ることはありましたが、表彰台にあがったのは直前に開催されたイエールオリンピックウィークが初めてで、フランスのフィリップ・カリオー組を抑えて優勝するとは思ってもみませんでした。女子も前半出遅れたものの、毎日少しづつあがってくるあたりの強さは積み上げてきた練習のたまものです。アトランタ五輪が終わった後、ウクライナのビクター・コバレンココーチを引き抜き、厳しい練習をこなした成果がでたわけですが、本番にむけて大きく前進で、オーストラリア強しです。

※写真3

女子で優勝したギリシャは95年の世界チャンピオンだった男子チームと練習をしてきたチームです。女子の中では男子顔負けの力強い走りを見せますし、軽風でのダウンウィンドが素晴らしいです。

20日にレース終了し、その夜から多くの選手は次の大会になる「スパレガッタ(オランダ・メデンブリック)」へと早速移動開始です。1500キロの自動車の旅はヨット選手にとって18時間のドライブです。休む暇はありません。

この1週間、応援ありがとうございました。すぐにスパレガッタですから、23日にはレースにでる選手のリストをお送りするようになります。470以外の種目にも参加する選手がいますので、またよろしくお願いします。

尚、最終成績はグループ分けがなく、全部を通しで順位をつけます。

470級男子 42カ国 112隻参加 (日本から3隻)
(本日3レース)
35位 辻 寛基 ・ 轟 賢二郎 (熊本県セーリング連盟)
      24-35-27-32-19-DND-31-17-11-29-36-25
46位 石橋 顕 ・ 後藤 浩紀 (宮城県セーリング連盟)
      10-6-13-19-26-7-2-19-14-9-14-6
56位 浜崎 栄一郎 ・ 宮井 祐治 (関東自動車工業)
      13-11-RET-17-17-3-DNF-DNF-DNF-4-11-5
470級女子 30カ国 58隻参加 (日本から3隻)
5位 重 由美子 ・ 木下 アリーシア (玄海セーリングクラブ)
      14-7-7-3-6-2-12-13-19-17-4
30位 橋本 小百合 ・ 福島 光知子 (関東自動車工業)
      OCS-12-28-26-16-21-27-20-27-DNF-DNF
34位 井嶋 千寿子 ・ 生田 真紀子 (東亜建設工業)
      7-5-7-4-8-5-14-DNF-13-1-2

大会全体の成績は
http://www.hunsail.hu/470/frameindex.htm
トップページからResultにいけます。


(※写真1)
雲行きが怪しい中、強風でも頑張る重・木下組(白・みずいろ・白のスピ ン)。
(※写真2)
女子で優勝したギリシャチーム(左がクルーのトゥソルファ、右がスキッパ ーのベカトロウ)。
(※写真3)
表彰台にあがった男子3チーム(フランス、オーストラリア、ウクライナ)。

文・写真:斉藤愛子



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