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49erヨーロッパ選手権 第5日

雨の最終日 (6月5日)

最終日は雨の中、弱い風で2レースが行われました。本当は午後から2レースを予定していましたが、ゴールドフリートがでた後で風がなくなり、最後の2レースは中止になりました。

中村・佐々木組は接近したゴールドフリートの中で苦戦。先頭の2−3隻以外は団子状の集団になってマークに向かってくるため、接近した中でのレース展開で苦労しました。日本で1隻で練習している時間が殆どなので、海外に来て、こういった激戦の中に入っていくことが修行になっています。

※写真1

この後はメデンブリックでニュージーランドチームと特訓をしてから一度帰国、そして7月中旬から49erのグランプリレースにでるために再度ヨーロッパ遠征をします。接戦でもまれて、シドニーまでにもうひと踏ん張り、まだステップアップが期待できます。

優勝したオーストラリアの代表チームは変化の多い風の中で実に安定した走りを見せてくれました。シドニーでの金メダルへ向かって着々と積み上げている最中です。他の艇と比べてボートバランスの繊細さ、風に対する感覚が1枚上という印象でした

※写真2

私見になりますが、49er級はシドニーから採用された新しいクラスで、各国が力を入れているクラスです。選手もコーチもオリンピックで代表を経験している選手ばかりで、他のクラスのトップ選手達がステップアップしてきています。また、コーチもベテランが多く、全ての面において、レベルの高さを感じます。その中で孤軍奮闘している中村・佐々木組には49erのことをもっと理解できているサポートがついて、ひとつひとつの点をクリアーしていけるバックアップ体制が必要な印象がありました。自分達で頑張れるレベルよりも、もっと高い水準で世界は動いている、そんなことを強く感じました。
あと、少しで中盤で勝負できるようになります。挑戦している彼らを応援し続けてください。

他の五輪クラスは:
フィン世界選手権(レース日) 6月11−16日(フィンの枠がとれるか決まります)
470ヨーロッパ選手権(レース日) 6月8ー14日
キールウィーク 6月21ー25日
と続きます。

49er級  決勝第2日 2レース 決勝進出25隻
25位 中村 健次 ・ 佐々木 共之 (関東自動車工業・横浜市消防局)
     24−22−23−22−16−21ー24−13
    (最初の24位は予選の点を持ち越した分です。これは捨てることができません。)

大会全体の成績は:
http://www.sailing.org/
ここから49er European Championshi- をクリックしてください。


(※写真1)
ゴールドフリートのレースはどの場面も接戦です。スピードのあるボートが接戦をしているのはモーターバイクのグランプリを見ているようです。
(※写真2)
ふんばる中村・佐々木組。競り負けないように、もっと練習します。

文・写真:斉藤愛子


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