デイリーレポート
全クラス成績一覧シドニーのメダルウィナー出場選手一覧メダルヒストリー


<< オーストリアのトルネード級 金メダルおめでとう! >>

まだフィン級とスター級は第1レースをはじめていませんが、トルネード級ではオーストリアのハガラ・ステイナッハ組が2レースを残して勝利をおさめました。本命チームが安定したレースぶりで獲得した金メダルです。凄いというよりは、「ああ、やっぱり。おめでとう。」という走りでした。オーストリアは過去に銀メダルを3個とっていますが、金は初めてです。
トルネードは明日1レース、24日に1レースを予定していますが、オーストラリアの銀メダルがかなり濃厚で、3位争いのフランスとドイツに注目です。

B海面がよく見えるブラドリーズヘッド
写真1:B海面がよく見えるブラドリーズヘッドには300人以上がつめかけてレースをみています。灯台にむけてレース艇が近寄ってくるので、そのたびに歓声があがります。

今日も各海面で白熱したレースが展開されました。強からず、弱からず、レースらしい風が吹き、その中で49er級は4レースをこなしました。風上風下のコースを3周します。
大本命のオーストラリアが一体どうしてしまったのかというほど、不安定なレースぶりで、第11レースでは最下位をとってしまいました。12レースを終了しましたから2レースカットになり、ここから先は1点差をつめるのがたいへんになります。気合いの入ったマッキー兄弟が総合トップをキープしていますが、フィンランドとイギリスが安定した走りではなされずにいます。中村・佐々木は残りの4レースで気持ちの良いレースができるように、今日スピードで負けていたため、リグをチェックしなおしました。セットを少し戻して、明日3レースです。

ジョナサン・マッキーとチャーリーはアメリカ代表
写真2:40歳にして金メダル目指して49erを操るジョナサン・マッキーとクルーのチャーリー(弟)はアメリカ代表。ジョナサンはロスで金(FD級)、チャーリーはソウルで銅(470級)をとっています。

次にレースが始まったのは湾の出口に近いD海面の49er級でした。北からの弱めの風で1レース、北東に回った中風で2レースを行いました。
49erは17艇でのレースですが、3周回る間に上下の入れ替えが激しく行われます。上位をしめる選手でも中盤以下でマークを回るとなかなかあがることができません。アメリカ、フィンランド、イギリス、スペイン、オーストラリア、ドイツなど上位7艇が10点差でひしめいています。今日で半分の8レースを終わりましたが、まだまだ予想がつきません。
中村・佐々木はスタートで出遅れが目立ち、自分のコースを引かせてもらえていません。疲労もあるようですが、もうひと踏ん張りに期待したいです。

470男子では昨日の第3レースでウクライナがマークタッチをしたのにペナルティーターンをしなかったことを抗議され、失格になりました。ウクライナは次のレースもOCSでしたから、前半から苦しいところです。今日は何といってもアメリカがトップ2回で、1カットできたおかげでトータルでもトップにたちました。ポルトガル、オーストラリアも離されずに上位でレースをしています。

470女子は重・木下がトップフィニッシュで調子をあげてきました。上位の選手は1つは悪い成績をもっていますが、ウクライナが安定していて、総合トップにでました。1−8位は13点差以内にいるため、まだまだ流れはわかりません。470は男女とも明日レイデーになります。

ミストラル女子はあと1レースを残すのみです。1位のドイツ、2位イタリア、3位ニュージーランドが3点差で競り合っており、この3チームがメダルを確実にしています。決まっていないのはどの色かということ。明日のレイデーをはさんで、最終レースが楽しみです。

ミストラル男子はアルゼンチンが一度だけ崩れて27位をとっていますが、それ以外は安定しています。オーストリアはレースを2カットにできるとアルゼンチンと勝負できますが、もう失敗はできません。ニュージーランドも2カットになるとあがれる可能性があり、この3艇がメダル濃厚です。4位にせまってきたギリシャですが、2レースでは金までは届かないでしょうか。

セーリング競技はアトランタから各種目の最終日がずれるように日程を設定するようになりました。24日にミストラル男女とトルネード、25日に49er級が終了して表彰式があります。この種目はいよいよ終盤です

(9月22日発信)


文・写真:斉藤愛子

※本WEBページ掲載内容の無断転載を禁じます。


>>デイリーレポートトップ

全クラス成績一覧シドニーのメダルウィナー出場選手一覧メダルヒストリー

 ホームページへ コンテンツへ  インデックスへ