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<< 4クラスが終了、表彰式 >>
昨夜から雨が降りました。陸上競技の中継をご覧になっていた方はどしゃぶりの中で行われた競技に気がついたかもしれませんが、初めての雨でした。そして、これからオリンピックが終了するまで、「観客はレインコートと傘を持参」と、これから前線が通過することを意味する天気予報が地元のテレビで流れています。

写真1:メダル争いから振り落とされないように気合い十分な重・木下でしたが、シドニー湾には冷たい北東の風が吹き抜けました。
今日は49erの最終日で、北東の風が安定するB海面で1レースを行いました。銀メダルと銅メダルがまだ決まらないイギリスとアメリカが争います。最初は低迷していたアメリカが2上マークでトップにたち、その後は危なげなくレースを走り、イギリスの出来をみます。イギリスは一時8位に落ちて銀メダルが遠のきそうにもなりましたが、最後は3位でフィニッシュし、コーチボートに積んだシャンペンで銀メダルを祝いました。アメリカが銅です。
それにしても、メダルがかかったセイラーがちゃんとトップでくるという公式、昨日のミストラル女子も男子もそうでしたが、最終レースは上位陣が必ずいいレースをしてきます。集中力の差なのかもしれませんが、それだけヨットは気迫で走るということなのでしょうか。

写真2:コーチボートにシャンペンを積んでいたイギリス。
ここまでやるとは誰も思っていなかったチームです。
C海面では470男女が2レースを行いましたが、オーストラリア勢が両クラスでトップをキープしています。470男子はオーストラリアとアメリカが2レースをカットした今日から5点差になり、どちらも捨てレースが10点以上なことから、明日のレースが勝負になります。オーストラリアはメダルは確実になっています。3位のウクライナはDSQとOCSをかかえていますから、明日も頑張らないとメダルから落ちる可能性が残っています。
浜崎・宮井は途中まで6位を走っていたのですが、最後に10位まで落ちてしまい、残念でした。明日はレイデーですから、27日の最終レースは落ち着いて最後まで前を走ってもらいたいです。
470女子は重・木下が今日の2レースで苦しい状況になりました。女子は艇数が少ないので上位にとどまるためにはシングルの前半でポイントをまとめていかなくてはなりません。今日の13−12は痛いです。メダルがかなり遠のいてしまいましたが、8位で終わってほしくありません。最終レース、頑張ってあがれるところまであがってほしいと思って応援しています。
女子はオーストラリア、ドイツ、アメリカ、イスラエル、ウクライナ、スペイン、ギリシャ、日本とまだまだ僅差のレースが残っています。実力は差がありませんから、最終レースが見所です。日本でもNHKのBSで中継があります。

Photo by PM
写真3:陸上競技ではウィニングランというのがありますが、49er級はメダルをとった3チームがそれぞれの国旗デザインのスピンをあげてハーバーを走りました。すでにメダルを獲得したフィンランドが今日はレースにでないと思っていたのですが、海にでたわけがわかりました。
D海面のフィン級はイギリス、ポーランド、ブラジル、ギリシャ、スエーデン、イタリア、ベルギーと、上位本命が顔を揃え始めましたが、まだ4レース。他のクラスをみてわかるように、これから先、何かが起こるかもしれませんが、とりあえず今のところは順当です。
スター級もスペインがトップをキープするものの、本命ブラジル、オーストラリアがじりじりとあがって2位と3位につけてきました。こうなると強いです。

写真4:「おとうさん、がんばれ!」ブラドリーズヘッドにはタウロンガ動物園に寄ってから到着した中村健次一家の姿がありました。おじいちゃんといっしょにおとうさんのレースぶりを双眼鏡でのぞいている娘さんです。
ソリングのマッチレースは今日から準々決勝になりましたが、本命のアメリカがすでに姿を消してしまいました。そして、予選のフリートレースを最終順位で通過したデンマーク、ドイツが苦労しながらも勝ちあがってきました。オペラハウスの横で日曜日までレースが続きます。
オーストラリアではスポーツ用品のコマーシャルでレーザーに有名アスリートが乗って宣伝しているものがあります。オリンピックになってからよく流れています。
これからミストラル男女、トルネード、49er級の表彰式に行きます。すでに前半のクラスが終わってしまい、オリンピックも終盤。毎日、観戦のためによく歩いています。
(9月25日発信)
文・写真:斉藤愛子
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