デイリーレポート
全クラス成績一覧シドニーのメダルウィナー出場選手一覧メダルヒストリー



<< 中村・佐々木のスタートダッシュ >>


9月18日は49erの初日で2レース、トルネードが2レース、ミストラル男女とソリングが1レースを行いました。好調な滑り出しを見せてくれたのは中村健次・佐々木共之組で、驚くばかりの総合2位です。

軽風が得意な中村・佐々木にとって、今日の弱い海風は自信をもって走れるレースでした。レース海面の風を上手にひろいながらよく走りました。惜しかったのは第2レースで、余裕のトップかと思われたスピンホイストでシートにこぶができてしまい、スピンがすぐにはらみませんでした。半分まであがったところでもたついている間に3隻に抜かれ、4位。もったいなかったです。初日のトップにたったのはメダル候補にあがっているドイツですが、本命のオーストラリアは12位と出遅れました。テレビでは「16レース行う49erは最後に2レースを落とせるから、ニコルソンはすでに捨てレースを作ってしまった」と嘆いていました。

49er
写真1:49er

ミストラル女子の今井、男子の見城は今日も堅く走り、今井は8位にあがりました。風が弱くてなかなかレースになりませんでしたが、弱い風の中で女子のドイツが脅威の走りです。ニュージーランド、イタリアは地固めをしていますが、香港、オーストラリアは遅れを取り戻すのに必死です。男子もオーストラリアがで遅れていますが、ニュージーランドは捨てレースができたところであがってこれそうです。トップをいくオーストリアは今日も堅い走りで1位でした。

トルネード級は本命のオーストリアが4レースを安定した成績でまとめており、オーストラリアとイギリスがそれに続いています。アトランタで金だったスペインは大幅に出遅れています。4レースやって10位以下に低迷していると先での追い上げが厳しくなりそうです。

ソリング級でも同じくアトランタ金メダルのドイツがマッチレースに残れないのではないかというほど、悪い順位で低迷しています。明日のレースでもりかえさないと、本当に予選落ちになります。トップのオランダは今日も手堅い5位で、トップをキープしていますが、ニュージーランドが同点でぴったりついています。

レーザーとヨーロッパがD海面でプラクティスレースを行いましたが、風が大きく振れるため、難しいレースでした。公式な成績はでませんが、明日もレースはなく、20日から本番です。この2クラスは日程に休みが固まっているため、ペースをとりにくい印象があります。集中力をどうやって持続されるのかが課題になります。

すでに始まったクラスではオーストラリアの不振だけでなく、本命といわれながら出遅れている選手が大勢いることが目立ちます。軽風の複雑なレースだからでしょうが、そこそこの強さで吹いているわけですから、考えすぎのようです。素直にレース海面を見ながらレースをしている日本チームに明日も良い風が吹くように祈っていてください。

(9月18日発信)


文:斉藤愛子 写真:松本真也

※本WEBページ掲載内容の無断転載を禁じます。


>>デイリーレポートトップ

全クラス成績一覧シドニーのメダルウィナー出場選手一覧メダルヒストリー

 ホームページへ コンテンツへ  インデックスへ